障がい者歯科も、高齢者歯科も、根本的な治療としては一般歯科と変わりありません。治療を受けた患者さんが、笑顔になって帰っていくこと。それがすべての歯科診療の基本だと思っています。
すべての患者さんに笑顔になってもらうためには、まずどんな症例にも対応できるだけの知識と技術が必要です。そのために私は、インプラントや移植についても勉強しました。新しい技術もどんどん取り入れ、それを患者さんに還元したいと思ってきました。
しかし、歯科医師の知識と技術だけでは、患者さんの笑顔は作れません。歯科医院の雰囲気、診療を支えるスタッフの努力といったものがあって、初めて患者さんに満足してもらえる歯科診療が提供できるのだと考えています。
当院では、いつでも患者さんからの質問に答えられるよう、院内での勉強会などをとおして、スタッフ全体の知識を上げています。当院のスタッフは長く務めている人が多いこともあって、みんな当院の理想である「どんな方にも最善の歯科診療を提供したい」という思いをわかってくれています。
ときには世間話をして患者さんとの距離を縮めたり、お子さんと同じ目線に立って話をしたりといった努力で、親しみやすい雰囲気を作ってくれています。